浴室のドアに使われているアクリル板の修理や交換

浴室のドアに使われている浴室折れ戸。その窓部分に使われているのがアクリル板です。子供や物が当たり割れてしまったという方や、家のリフォームを検討していて、浴室のドアに使われている窓部分の素材をどうするか迷っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。よく使われているアクリル板ではなく、デザインの点から、ガラスタイプを使っているご家庭もあります。

アクリル板は、私たちの生活に身近な素材ですが、意外とそのメリットや性質は知らないもの。アクリル板の細かい性質を知っていると、割れてしまった場合の修理、交換やリフォームの検討をする時に話がすすみやすくなります。

それでは、ガラスとアクリル板の性質の違いを確認したいと思います。

ガラスとアクリル板の違い

ガラスとアクリル板の、素材の違いはこのようになっています。
・ガラス…  ケイ酸塩化合物の結晶であり、硬く透明な物質。耐熱性が高く、劣化しにくいが、割れやすい性質をもっている
・アクリル板…プラスチックの一種で、ガラスに近い透明度がある。割れにくいことが最大の特徴。また、加工しやすく、軽い素材だが、熱に弱く、傷がつきやすい性質もある。

この違いにより、それぞれの素材の特徴が分かれてきます。
ガラス
・見た目がきれい
・種類がたくさんあるので、選択の幅が広がる
・衝撃に強い製品が多いが、割れる可能性もある

アクリル板
・衝撃に強く、割れにくい
・コストが安く抑えられる
・軽い
・水がかかっても、汚れにくい

現在はアクリル板が使われている家庭が多く、種類も多いため、リフォームでアクリルへの変更もご要望の多い内容です。

ここで考えたいのが、浴室を利用する人が誰なのかという点です。小さなお子さんがいる家庭では、お子さんのケガをできるだけ未然に防げるように、家の設備を整える必要があります。また、ご高齢の方がいらっしゃったり、介護が必要な方がおられるご家庭も、浴室を使いやすくする配慮が必要になってきます。この点を考えると、アクリル板は、軽くて割れにくいので、お子さんや高齢者のいるご家庭にとって、使いやすい素材と言えます。

ガラスですと、強化ガラスであっても、割れる可能性はアクリル板より高いです。アクリル板の場合は、ガラスと同じくらいの耐久性がありますし、万が一割れたとしても、ガラスのように破片が飛び散ることはほとんどありません。アクリル板の割れにくさが、ガラスの7倍以上であるというデータもあります。家族の安全を考えると、アクリル板は安心して使える素材です。

料金について

浴室ドアを、ガラスからアクリル板へ変えるには、どのくらいの料金がかかるのでしょうか。以下はアクリル板の価格の参考例です。

厚み2㎜から3、5㎜のアクリル板の場合
1、40cm×40cm以内  17000円
2、90cm×90cm以内  20000円
3、90cm×120cm以内  24000円
4、90cm×180cm以内  30000円

アクリル板自体はホームセンター等でも取り扱っているため、個人で用意し交換することも可能ですが、カットや、使用を確認したうえで、はめ込むためのパッキンの用意が必要な場合があったりと手間がかかります。また水回りの為、多少サイズが合わなくてもよい、というわけにはいきません。確実で間違えの無い作業を希望であれば、修理に対応した業者を利用することをお勧めします。

交換をご依頼いただいた場合の金額は部材費11772円(大きさによって異なる)+作業代9200円~となっています。個人では交換できない、とお困りの際はぜひ一度ご相談ください。

窓ガラスのトラブル状況やお悩み、お気軽にご相談下さい。0120-000-000
注意!必ずお読み下さい。

ガラスが割れた・・・!!業者到着前にすべき応急処置
ガラスが割れたら、まずは業者に電話し修理を依頼しましょう。
その後、出来る限り素早く以下の応急処置をしておくと、
二次被害を未然に防ぐことができ安心です。

1.小さな子どもやペットが怪我をしないよう、割れたガラスから遠ざけましょう

目を話した隙に、小さな子どもやペットがガラス片を踏んだり誤って口に運んでしまわぬよう、また窓枠に残っていたガラス片が落ちてきて思わぬ怪我をしてしまわぬよう、小さな子どもやペットはガラス割れの現場に近づかせないよう注意しましょう。

2.割れたガラスで怪我せぬよう、肌を覆いましょう

ガラス片の片付けの前に、肌の露出を最小限にしておく事が大切です。スリッパもしくは靴を履き足裏を守り、素手で触ることの無いよう手には必ず軍手をはめましょう。服装は長袖・長ズボンが安心です。

3.破片を古新聞などに包み、適切に処理しましょう

まずはダンボールと古新聞を用意します。大きい破片から取り除き、用意しておいた古新聞に包み段ボール箱に入れます。その後小さいガラスを掃除機で吸い取り、最後にガムテープでさらに細かいガラスもキレイに取り除きましょう。掃除機でガラス片を吸い取るのに抵抗がある場合は使い古しのストッキングなどを巻いて吸引するのがおすすめです。
※目線より上の位置にあるガラス片を取り除く時は、目に入らぬよう細心の注意を払いましょう。

お電話一本でサービススタッフが駆けつけますので、
無理せず怪我をしないよう気をつけてお待ち下さい。
割れたガラスは当社にて処分いたします。

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