修理･交換に対応しているガラスの種類
寒い真冬に窓が割れてもすぐに修理可能です。今の窓ガラスを機能性のあるガラスに変えて空き巣の心配を減らしたい、紫外線を避けたいという要望にも対応できる、修理や交換ができるさまざまな種類のガラスを紹介します。
対応可能なガラスの種類あれこれ
ボールがぶつかってガラスが割れてしまった、空き巣に窓ガラスを割られたなど、急なアクシデントが発生したときに割れたガラスはできるだけ早く修理したいものです。ご自宅の窓ガラスが割れたままでは防犯上もとても危険です。修理・交換可能なガラスにはさまざまな種類がありますが、UVカット機能や断熱機能など、どんな機能を持つガラスがあるのかをあらかじめチェックして希望の機能がついたガラスに交換できた方がガラス交換後も長く満足できるでしょう。修理・交換に対応しているさまざまなガラスの種類はこちらでご確認ください。希望する機能を持つガラスを探すことができます。
・「フロート板ガラス」
一般的な窓ガラスなどに使用されているのがこのガラスです。透明で薄い板状になっているガラスでさまざまな用途に使用できます。窓ガラスのほかに食器棚の扉やガラステーブルなどにもよく使用されています。
・「型板ガラス」（デザインガラス）
ロールアウト製法を使用してガラスの片側の面に型模様をつけたガラスです。明るさはそのままですが、模様が入っているため向こう側が見えにくくなっています。トイレの窓や玄関、浴室のドアなどに使用されます。
・「網入り磨きガラス」（線入り磨きガラス）
フロートガラスに金網が入っているガラスです。中に金網がはいっているので、ガラスが割れたときの破片の飛び散りを防ぎます。主に防火設備用ガラスとして消防法で指定された場所に使用されています。
・「網入り型板ガラス」（線入り型板ガラス）
ガラスの片側に模様がついた型板ガラスに金網が入っているガラスです。視界を遮りプライバシーを守る模様入りですが、網入り磨きガラスと同じように主に防火地域の防火設備用ガラスとして使用されています。
・「すりガラス」
透明なガラスの片面を金属ブラシなどで擦り細かい凹凸をつけて不透明にしたガラスです。乳白色にくもっているので視界を遮る効果がありますが、凹凸面は汚れが落ちにくい特徴があります。
・「強化ガラス」
フロートガラスを650℃位まで加熱し急激に冷却して作られるガラスです。見た目は一般的なフロートガラスと変わりませんが、約3.5～4倍の耐風圧強度があり、強度が必要な場所の窓ガラスやインテリアなどに使用されます。万が一割れたときにも粉々に砕けるため安全です。
・「防犯ガラス」（合わせガラス）
2枚のガラスの間に強度のある特殊フィルムを挟んで接着した貫通されにくいガラスです。窓を割って入ろうとする泥棒などの侵入を妨害し、割れたガラスが飛び散らないという特徴があります。窓ガラスやショーウインドーなどさまざまな場所に使用されています。
・「ペアガラス」（複層ガラス）
2枚のガラスの間に密閉空間をつくり、中に乾燥した空気やガスをいれたり、真空にして中間層を作ったガラスです。主に窓ガラスとして使用され、外部の暑さや寒さを防ぐ断熱性能が高いという特徴があります。
・「ぼかし加工ガラス」
すりガラス部分と透明なガラスの部分があり、すりガラスへのグラデーションが作られているガラスです。障子用ガラスやインテリアなどに使用されています。
・「フロストガラス」
ガラスの片面をサンドブラストしてから化学処理を行った不透明なガラスです。見た目はすりガラスと似ています。すりガラスより汚れがつきにくく、店舗内の間仕切りやインテリアなどによく使用されています。
一部対応不可能で注意が必要なガラス
ガラスの種類には特別な機能のついていない一般的なガラスからUVカット機能、防犯機能がついているものや視界を遮ることが出来るものなどさまざまなガラスがあります。多くのガラスに対して緊急時にもすぐ対応できるようにいつでも修理・交換作業を行うことが可能ですが、窓ガラスやドアなど、ガラスの枠の形状が特殊な場合などには交換の対応ができない場合もあります。また、以下のガラスは対応が難しい場合もあるのでご注意ください。
・「障子ガラス」
和室にある障子の木枠にはめ込まれているガラスです。フロート板ガラスや型板ガラス、すりガラスなどにガラス交換ができるので交換作業への対応が可能です。ただ、木枠の種類により施工方法が異なるので、一部の障子は対応不可能な場合もあります。
・「自動ドアガラス」
自動ドアには強化ガラスや合わせガラス（防犯ガラス）などが使用されています。取扱い可能ガラスになるため修理や交換にも対応しています。（四方に枠のある自動ドアに限り修理・交換可能になります。）
・「防火ガラス」
網入り磨きガラスや網入り型板ガラス、耐熱強化ガラスなどが防火ガラスとして使用されています。修理・交換が可能なガラスですが、一部対応不可能な場合もあります。
・「異形ガラス」
ガラスの形が一般的な四角ではない場合でも修理や交換が可能です。現場で枠に合わせてカットできるレベルの異形に対応可能ですが、複雑な形や曲げガラスなど工場での加工が必要な場合の対応は不可になります。
対応可能なガラスメーカー・ブランド
高い防犯性能、UVカット機能や断熱性などに優れた、さまざまな旭硝子の製品でガラスの交換に対応することができます。創業から30年以上も続く、長年の積み重ねがある高い技術でガラス交換後にも長く満足いただけるようなガラス修理･交換を行っています。修理・交換対応が可能なガラスメーカー・ブランドの詳しい内容は下記のようになります。窓やドア、大切な家具などのガラスを、ご希望の機能を持ったガラスや好きなデザインのガラスに修理・交換することができます。
ガラスが割れた・・・！！業者到着前にすべき応急処置
ガラスが割れたら、まずは業者に電話し修理を依頼しましょう。
その後、出来る限り素早く以下の応急処置をしておくと、
二次被害を未然に防ぐことができ安心です。
1.小さな子どもやペットが怪我をしないよう、割れたガラスから遠ざけましょう
目を話した隙に、小さな子どもやペットがガラス片を踏んだり誤って口に運んでしまわぬよう、また窓枠に残っていたガラス片が落ちてきて思わぬ怪我をしてしまわぬよう、小さな子どもやペットはガラス割れの現場に近づかせないよう注意しましょう。
2.割れたガラスで怪我せぬよう、肌を覆いましょう
ガラス片の片付けの前に、肌の露出を最小限にしておく事が大切です。スリッパもしくは靴を履き足裏を守り、素手で触ることの無いよう手には必ず軍手をはめましょう。服装は長袖・長ズボンが安心です。
3.破片を古新聞などに包み、適切に処理しましょう
まずはダンボールと古新聞を用意します。大きい破片から取り除き、用意しておいた古新聞に包み段ボール箱に入れます。その後小さいガラスを掃除機で吸い取り、最後にガムテープでさらに細かいガラスもキレイに取り除きましょう。掃除機でガラス片を吸い取るのに抵抗がある場合は使い古しのストッキングなどを巻いて吸引するのがおすすめです。
※目線より上の位置にあるガラス片を取り除く時は、目に入らぬよう細心の注意を払いましょう。
お電話一本でサービススタッフが駆けつけますので、
無理せず怪我をしないよう気をつけてお待ち下さい。
割れたガラスは当社にて処分いたします。
