窓がひとつも無い家というのはあまり聞いたことがありませんよね。多くの家に窓があり、通気性や断熱性あるいは遮音性や防犯性などの機能面を考慮して取り付けられています。加えて好みのデザインや素材などといった見た目を考慮した面でも取り付けられていると思います。もちろん間取りや採光面との兼ね合いもあります。各メーカーから様々な商品が出ているので好みの窓を条件下のもとに取り付けることができます。窓があるということは、当然、窓枠あるいは網戸の枠としてサッシが取り付けられています。実は窓と同じようにサッシにも様々な種類があることをご存じでしょうか?ここでは、新築やリフォームの際に知っておくと便利なサッシの種類や特徴をまとめてみました。
もともと日本でも昭和30年~40年代以前に主流であった素材です。熱伝導が低く断熱性が高いので、室内と室外の温度差の影響をあまり受けません。よって窓まわりが結露になりにくくカビやダニの発生を防ぎます。また、見た目に温かみがあり使い込むと独特の風合いが出てインテリアとしての機能を備えています。自然に戻る素材でもあるためエコとしての注目も集めています。一方、価格が高いことと、木ならではの変形やズレといった劣化が避けられません。特に雨に弱く塗装が剥げるなどのメンテナンスの手間や工賃がかかります。
木製サッシと入れ替わるように、昭和30年~40年代より一般的に使用され始めた素材です。丈夫で強度に優れているのに軽いことがメリットで窓や引き戸の開閉が行いやすいです。また、防火性に優れていて、変形や変色が起こりにくいという特徴もあります。しかし、熱伝導率が高いため木製サッシと比べると断熱性に劣り結露の原因を作りだします。
塩化ビニール樹脂がメインの合成樹脂が素材です。まず、断熱性に優れているので、結露を押えます。また、機密性に優れており、防音対策はバッチリです。樹脂サッシは機能性ガラスと併用してさらに効果を高めている商品も数多くあります。その他に加工や着色が容易であることからデザイン面でも効果を発揮しています。ただし、素材自体が高価格であることとアルミに比べると強度が弱い点がデメリットです。特に紫外線には弱いので日当たりの良い場所での使用はおすすめできません。
名前の通り素材をミックスさせている複合素材のサッシです。それぞれの素材のメリットとデメリットを加味してミックスさせています。多くは外側に丈夫なアルミ素材+内側に樹脂や木製を用いています。結露は抑えられるが重くなり快適な開閉が出来ない、など一長一短の側面もでてきます。
サッシの交換は以下のような形で承っています。修理はもちろんのこと、交換やリフォームなど、ご検討の際はぜひご相談ください。
調整・交換 部品代 【見積もり要】+ 作業代9,200円~ (所要時間 30分程度)
サッシ交換 別途見積もり (所要時間 半日~1日、もしくは2日)
さまざまな種類のサッシをご紹介しましたが、ここではアルミサッシを一推ししています。その理由をおさらいしてみましょう。
アルミニウムが軽い素材なのでサッシが軽量になります。毎日の窓や戸の開け閉めの際に負荷がかかりません。また、お掃除などでサッシをはずす際にも軽さが役に立ちます。
アルミニウム自体は柔らかい素材ですが、加工しやすい面を利用して強度を高めています。また変色や変形しにくいためメンテナンスが簡単です。
アルミ箔や1円玉など、私たちの身近にある素材であり、加工しやすい面もあるため比較的安価で手に入れられます。
国内の9割のシェアがあるということは、それだけ力を入れているメーカーや業者も多く存在しています。そのため、「アルミサッシ」と一言で言ってもさまざまなバリエーションの製品が出回っています。選択肢の幅も広がるのでオーダーメイドでなくても、お好みの商品を見つけやすいと言えるでしょう。
ガラスが割れた・・・!!業者到着前にすべき応急処置
ガラスが割れたら、まずは業者に電話し修理を依頼しましょう。
その後、出来る限り素早く以下の応急処置をしておくと、
二次被害を未然に防ぐことができ安心です。
1.小さな子どもやペットが怪我をしないよう、割れたガラスから遠ざけましょう
目を話した隙に、小さな子どもやペットがガラス片を踏んだり誤って口に運んでしまわぬよう、また窓枠に残っていたガラス片が落ちてきて思わぬ怪我をしてしまわぬよう、小さな子どもやペットはガラス割れの現場に近づかせないよう注意しましょう。
2.割れたガラスで怪我せぬよう、肌を覆いましょう
ガラス片の片付けの前に、肌の露出を最小限にしておく事が大切です。スリッパもしくは靴を履き足裏を守り、素手で触ることの無いよう手には必ず軍手をはめましょう。服装は長袖・長ズボンが安心です。
3.破片を古新聞などに包み、適切に処理しましょう
まずはダンボールと古新聞を用意します。大きい破片から取り除き、用意しておいた古新聞に包み段ボール箱に入れます。その後小さいガラスを掃除機で吸い取り、最後にガムテープでさらに細かいガラスもキレイに取り除きましょう。掃除機でガラス片を吸い取るのに抵抗がある場合は使い古しのストッキングなどを巻いて吸引するのがおすすめです。
※目線より上の位置にあるガラス片を取り除く時は、目に入らぬよう細心の注意を払いましょう。
お電話一本でサービススタッフが駆けつけますので、
無理せず怪我をしないよう気をつけてお待ち下さい。
割れたガラスは当社にて処分いたします。